
タトゥー彫り師の年収は?儲かる?実際の給料事情を徹底公開!
タトゥー彫り師を眼材している人にとって、彫り師の年収は夢があるのか、それとも現実は厳しいのか、気になる人も多いでしょう。
彫り師は、見習い時代はほぼ無収入なのに対し、人気アーティストになれば年収1000万円超も狙える振れ幅の大きい業界です。
本記事では、タトゥー彫り師の平均年収やキャリア段階ごとの収入イメージ、年収を左右する具体的な要因、さらに収入アップのための戦略まで、分かりやすく解説していきます。
タトゥー彫り師の平均年収
彫り師の平均年収は一概に言い表しにくいものの、約300万~500万円前後とされています。
しかし、この数字は駆け出しからベテランまで含めた平均値であり、経験年数や知名度によって収入は大きく異なります。
修行を始めたばかりの見習いの頃は年収ゼロ同然ということも珍しくありませんが、技術を磨き顧客から信頼を得て人気が出てくれば、年収1000万円以上稼ぐ人もいます。
見習いの彫り師の平均年収
多くのタトゥースタジオでは、見習い期間中の給与は「ほぼ無給」か、交通費のみが支給されるのが現状です。
厳しい修行を終えた後、モニター客にワンポイントの施術などを任されるようになると、月5~10万円前後の収入が得られるケースもあります。
3年目以降になり半人前として一定の施術を任されるようになると月10万~20万円程度にはなりますが、基本的にはごくわずかなものと覚悟する必要があります。
スタジオ所属の彫り師の平均年収
スタジオに所属して働く彫り師の場合、収入は歩合制であることがほとんどです。
目安ですが、スタジオでは施術料金の50%が彫り師の取り分だといいます。
つまり、お客さんが3万円のタトゥーを入れれば、その半額の1万5千円が収入になる計算です。
スタジオ所属の彫り師は、スタジオのブランドや集客力を活かせる反面、売上の一部をスタジオに納める必要があるため、フリーランスほどの取り分は得られません。
駆け出しの頃は年収にすると150万~300万円程度が一つの目安ですが、技術が向上し指名客が増えてくれば年収400万~700万円ほど稼ぐ中堅クラスの人も出てきます。
いずれにせよ、スタジオ所属だからといって安定した月給が保証される職業ではなく、自身の腕前と集客力次第で収入が決まる世界と言えます。
独立した彫り師の平均年収
独立して自分のスタジオを構えた彫り師は、収入の上限が最も大きいと言えます。
施術料金のすべてが自分の売上になりますので、個人スタジオやレンタルスペースで低コストに運営できればmその分収入も増えます。
予約が取れないほどのカリスマ彫り師になることができれば、1回の施術で10万円以上を受け取るケースも珍しくなく、年収1000万円超えも夢ではありません。
もちろん、独立すればスタジオ家賃や光熱費、針やインクなどの必要器具など全ての経費を自分で負担する必要があります。
表面的な売上が多くても、手元に残る利益はそこから差し引かれるので、経営能力も大切です。
タトゥー彫り師の年収を決める要因
同じ彫り師でも、どうしてここまで収入に差が出るのでしょうか。
ここでは、彫り師の年収を左右する要因を解説します。
技術力と経験年数
まず年収を決める一番の要因として、技術力が収入に直結します。
人の肌に一生残るタトゥーは、彫りたい人もかなり慎重に彫り師を選ぶため、卓越した技術とセンスが必要です。
また、タトゥーはリピーターの割合が高いので、いかに顧客の満足度を上げられるかも鍵になります。
常に技術研鑽を怠らず豊富な経験を積むことが、安定した収入への何よりの近道です。
SNSのインフルエンス力
近年、SNSでの発信力や集客力も彫り師の収入に大きな影響を与えるようになりました。
InstagramやTiktokなどで、彫ったデザインを発信しフォロワーを増やすことで、全国から予約が入るケースも増えています。
タトゥー彫り師はやや怖い印象をもたれやすいので、SNSで彫り師の裏側や素顔を発信することで、安心感を得ることもできます。
活動場所
タトゥーを彫りたい顧客は都市部に集中するため、東京や大阪など大都市圏で活動する彫り師の方が、地方に比べてお客さんの数も料金相場も高めになります。
一方で地方やタトゥー人口の少ない地域では顧客数が限られ、収入も伸び悩みがちです。
また、日本国内だけでなく海外での活動も選択肢の一つです。
海外のタトゥーコンベンションにゲスト参加して施術を行えば、海外のスタジオと提携して定期的に出稼ぎ施術を行っている彫り師もいます。
タトゥー彫り師の年収を上げるコツ
厳しい修行を経て彫り師として独り立ちした後も、更なる収入アップを目指すためにできるコツがあります。
ただ闇雲に施術数をこなすだけでなく、自分の強みを活かした戦略的な取り組みが大切です。
独自スタイルを確立する
タトゥーのデザインには和彫り、リアリズム、トライバルなど様々なジャンルがありますが、その中で「この人と言えばこのスタイル」と認知されるようになると集客も増えます。
それぞれの分野で卓越した技術を持っていれば、そのスタイルを求めるお客さんが遠方からでも訪れてくれます。
また、独自の世界観やデザインセンスが評価されるようになると、施術1回あたりの単価も上げやすくなります。
副収入源を確保する
高い収入を得ている彫り師の多くは、タトゥー施術以外の収入源も持っています。
自身のデザインを活かしたアパレルグッズの販売やスポンサー収入、フラッシュの販売などが挙げられます。
また、海外のスタジオにゲストアーティストとして招かれ、高額のギャラを得る人もいます。
こうしたタトゥー施術の枠を超えたプラスアルファの展開ができる彫り師は、収入を分散させながら大きく伸ばすことが可能です。
継続して技術力向上の練習をする
何より継続的な技術向上を怠らないことが、長い目で見て収入を上げる大切なポイントです。
タトゥーは一度肌に入れたら一生消せないため、彫り師たちは日々膨大な練習を重ねています。
流行のデザインや新しい技法についての勉強も欠かせませんし、一人前になった後も一生練習の姿勢が求められます。
そうした努力の積み重ねによって施術のクオリティが向上すれば、お客さんの満足度も上がり、それが口コミで新たな顧客を呼び込む好循環が生まれます。
タトゥー彫り師の年収に関するよくある質問
最後に、タトゥー彫り師の収入について多くの人が疑問に思う点をQ&A形式でまとめます。
見習い期間中に給料は出る?
多くの場合、見習い期間中は給料は支払われません。
生活するために、見習いで働いている以外にもバイトなどで食い繋ぐ必要があります。
見習い中はスタジオの清掃や器材の準備、デザイン描きの独学練習などが主な仕事です。
収入を得るというよりは、経験を積ませてもらう修行期間という位置づけになります。
30代から彫り師を目指すことはできる?
30代以降からでも彫り師になることは可能です。
最近では、30.40代移行から他の仕事を辞めて彫り師になる方も増えています。
彫り師になるのに年齢制限はなく、極端にいえば何歳からでも志すことができます。
ただし未成年の場合は親の同意がないと刺青行為ができないなど条例上の制約があり、また弟子入りやスクール受け入れも基本的に18歳以上となります。
副業で彫り師はできる?
彫り師を副業・兼業として始めることは可能です。
実際、会社員を続けながら週末に自宅でタトゥー施術を行っている人や、本業の傍らフリーランスの彫り師として活動している人もいます。
ただし、他の副業に比べて気軽に始められるものではない点に注意が必要です。
タトゥー施術はただ彫るだけではなく、デザインの打ち合わせやカウンセリング、下絵の準備から実際の施術まで一人ひとりに長い時間がかかります。
また、お客さんの体に一生残る作品を刻む以上、中途半端な気持ちでは許されない責任重大な仕事です。
副業とはいえプロとして妥協のない姿勢で臨む覚悟が求められます。
【まとめ】タトゥー彫り師の年収
タトゥー彫り師の年収は、その人の経験年数や技術力で大きく変わります。
平均すれば年収300-500万円前後とも言われますが、駆け出しの頃は収入がほとんどなく経済的な不安との戦いになります。
一方で、一人前になり人気が出れば年収1000万円超えも現実的な夢となります。
この職業で成功するためには、卓越した技術力と芸術センスを培い、自分ならではのスタイルを確立して発信力を持つこと、そして何より地道な努力を続けることが不可欠です。
収入面だけでなく、自分の作品が誰かの人生の一部になるという大きな責任と充実感を伴うのが彫り師という仕事です。










