
タトゥーの痛みはどのくらい?痛い部位ランキングや痛みの例えも紹介!
タトゥーってどのくらい痛いの?
初めてタトゥーを入れるけど、怖くて耐えれるか不安...
タトゥーを初めて入れたいと思ったとき、最初に気になるのが「どれくらい痛いのか?」という疑問です。
よくネットやSNSで、「肌をガリガリされる感じ」「カッターで切られ続けている感じ」など、例えが飛び交っており実際に経験した人の感想も千差万別。
本記事では、タトゥーの部位ごとの痛みランキングや、施術工程ごとの痛みの違い、痛みを和らげるコツやよくある質問まで、徹底的に解説します。
これからタトゥーを入れようと考えている方も、痛みが不安で迷っている方も、ぜひ参考にしてみてください!
タトゥーはどれくらい痛い?
実際のところ、タトゥーの痛みは「針で肌を何度もなぞられるような鋭い刺激」と「擦り傷のようなじわじわとした痛み」が混ざり合った独特の感覚とよく言われています。
また、痛みの強さは部位によって大きく異なり、皮膚が薄く骨や神経が近い場所では「切れないカッターで浅く切られているような」「金タワシで強くこすられるような」など強烈な痛みを感じることがあります。
一方で、筋肉や脂肪が多い背中や太もも、二の腕などは比較的痛みが少なく、「思ったよりも我慢できた」という声も少なくありません。
他にも、施術当日の体調や彫り師の技術によっても、痛みの感じ方は変わってくるので、一概に痛みを的確に表現することは難しいでしょう。
タトゥーの痛みを例えると?
痛みの感じ方は人それぞれ異なり、部位や個人の痛覚によって大きく左右されます。
その中も、タトゥーの痛みは、以下のような例えでよく表されます。
- シャーペンの先でガリガリされる感じ
- 切れ味の悪いカッターで浅く切られる感じ
- ボールペンでカリカリ削られている感じ
- 金タワシで強くこすられるような痛み
- 鋭利なもので引っかかれるような痛み
タトゥーの痛みは、よく例えられるものとして、皮膚を針で繰り返し刺されるような感覚があります。
この痛みは、針が皮膚の1~2mmほどの深さに高速で刺さることで生じ、刺し傷というよりも“鋭い切り傷”や“刺激の強いチクチク感”が続くイメージに近いです。
【ジャンル別】タトゥーの痛み
ここでは、手彫りとマシン彫りのそれぞれの痛みを紹介していきます。
手彫りの痛み
手彫りの場合、施術者が一本一本丁寧に針を入れていくため、痛みが比較的マイルドであると感じる人が多いようです。
痛みの感覚としては、一定のリズムで皮膚を刺されるような、トントンとした痛みが特徴的です。
そのため、手彫りは痛みのムラが大きく、痛いタイミングとそうでないタイミングが交互に訪れ、長時間施術を受けていると疲労感を感じやすいという声もあります。
一方で、機械彫りよりも肌への負担が少なく、術後のヒリヒリ感や治りも早いと感じる人もいます。
手彫りは、彫り師による技術力に左右されがちなので、施術時間が長くなることを考慮し、自分の信頼できる彫り師にお願いしましょう。
マシン彫りの痛み
マシン彫りのタトゥーは、手彫りと比較して、施術時間が短いというメリットがあります。
しかし、マシン彫りの痛みは手彫りとは異なり、チクチクとした痛みや、皮膚が焼けるような痛みを感じるとの声が多いです。
また、マシン彫りは1秒間に80~140回ほど針が肌に高速で刺さるため、肌への負担が大きく、痛みも強く感じやすいです。
特に「筋彫り」の工程は痛みが強いと感じる人が多く、広範囲の施術や長時間のセッションでは痛みが増していくので、初心者の方はワンポイントから始めてみましょう。
【彫る工程別】タトゥーの痛み
タトゥーを彫る工程には、おまかに「筋彫り・ぼかし・つぶし」の3種類があります。
ここでは、それぞれの痛みの感じ方を紹介していきます。
筋彫りの痛み
筋彫りは、タトゥーの施術において、デザインの輪郭を描く重要な工程です。
少数の針が一箇所に集中して肌に高速で刺さるため、「タトゥーの痛みで一番辛かったのは筋彫り」という声が多く上がっています。
そのため、肌への負担が大きく、特に骨に近い部位や皮膚が薄い場所では痛みが強くなります。
ぼかし・つぶしの痛み
ぼかしや塗りつぶしは、タトゥーのデザインに深みや立体感を出すために行われる工程です。
ぼかし・つぶしでは、5~40本ほどの複数の針を使い、肌を何度も往復してインクを入れていくため、「石や金タワシで強くこすられるような痛み」と例えられます。
痛み自体は筋彫りよりもソフトですが、施術範囲が広く長時間に及ぶため、時間が経つにつれて痛みが増してくる傾向があるでしょう。
タトゥーの痛い部位ランキング


右:男性の場合、左:女性の場合
(参照:https://www.healthline.com/health/body-modification/pain-tattoos-chart#pain-chart)
上記海外サイトの調べは、男女別で痛みを感じやすい箇所を色別に表したものになります。
痛みを感じやすい部位のランキングTOP5は下記の通りです。
順位 | 部位 | 特徴・理由 |
---|---|---|
1位 | 脇の下・脇腹 | 皮膚が薄く神経やリンパ節が集中しており、非常に敏感 |
2位 | 肋骨 | 骨に近く皮膚が薄いため、針の刺激がダイレクトに伝わる |
3位 | 足の甲・足指 | 神経が多く、骨も近いので痛みが強い |
4位 | 手の甲・手指・手首 | 神経が集中し、皮膚も薄いため痛みやすい |
5位 | 頭・首 | 皮膚が薄く敏感なうえ、神経が多いので強い痛みを感じやすい |
これらの部位は、脂肪が少なく骨や神経が近いことから、特に痛みを感じやすいとされています。
初心者の方は、痛みの感じやすい部位を避けてタトゥーを入れてみましょう。
タトゥーの痛みに関するまとめ
この記事では、ジャンルや彫る工程別にタトゥーの痛みの感じ方を紹介してきました。
タトゥーの痛みは、個人差が大きく、施術部位やデザイン・施術時間などによっても異なります。
痛みを軽減するためには、施術前に十分な準備をし、リラックスして施術に臨むことが大切です。
初心者の方は、痛みの感じやすい部位を避けてタトゥーを入れてみましょう。