
薄毛の悩みを"エステ感覚"で解決したい——沖縄・うるま市「REPLAY」代表・YUIさんに聞く、頭皮タトゥーという新しい選択肢
THE SCALP INK認定アーティストとして活躍している彼女の挑戦と想い。
沖縄県うるま市で頭皮タトゥー専門店「REPLAY」を経営するYUIさん。
今では全国から施術を求めて訪れる人が絶えず、指導者としても50名を超える生徒を抱えるまでになった彼女に、THE SCALP INKとの出会い、技術へのこだわり、そしてこれからの展望を伺った。
美容業界での挑戦——価格競争の中で磨いた「教育力」

——まず、頭皮タトゥーを始める前はどんなお仕事をされていたんですか?
「もともとは脱毛サロンとコスメティックタトゥーを経営していました。ただ、沖縄って本当に値段競争が激しいんですよ。激安で脱毛をやっているサロンがたくさんあって、価格で勝負するのは難しかった。」
10年ほどの経営の中で何よりもこだわったのは「スタッフの教育」だったというYUIさん。
「技術力とホスピタリティで差別化しようと思って、スタッフ一人ひとりの質を徹底的に高めることに力を入れていました。おかげで多くのスタッフを抱えるまでになったんですけど、やっぱり厳しい戦いでしたね。」
沖縄は観光客も多く美容業が乱立し、価格競争・サービスの差別化が必要な市場。
サロン経営で磨いた「スタッフの教育」が、頭皮タトゥー専門店「REPLAY」での経営にも生かされていることが伺える。
運命の出会い——THE SCALP INKが導いた分岐点
——頭皮タトゥーという存在を知ったきっかけは?
「本当にたまたまなんです。あるとき、InstagramでTHE SCALP INKの広告を見て、頭皮にタトゥー!? そんなジャンルがあるの!?って衝撃を受けて。すぐに連絡を取りました。」
「そうしたら、対応してくれたのがTHE SCALP INKの代表のRemyさんだったんですけど、なんとRemyさんも沖縄出身で。もうこれは運命だなって思いましたね(笑)。話がとんとん拍子に進んで、気づいたら「やるしかない!」って覚悟を決めていました。」
ピンときたらすぐ行動に移せるのはYUIさんらしさ。偶然に思える出会いも、今思えば必然だったのかもしれません。
——タイミングも良かったんですよね?
「そうなんです。当時、THE SCALP INKもちょうど日本全国に広めていこう!っていうフェーズだったので、声をかけたタイミングが本当に良かったんだと思います。」
THE SCALP INKは、海外で注目されていたスカルプタトゥー技術を日本でも広げ始めていた時期。
結果として、この“出会いのタイミング”が、現在のREPLAYの成長へとつながっていく大きなきっかけになった。
新店舗THE SCALP INK「REPLAY」——リピーターが口コミで広がった理由

——THE SCALP INK「REPLAY」はどのようにして立ち上げたんですか?
「元々脱毛サロンを経営していたので、その隣接地にTHE SCALP INK専門店として「REPLAY」をオープンしました。最初はInstagram広告で集客していたんですけど、施術を受けていただいたお客さんがリピーターになって、どんどん口コミで広がっていったんです。」
沖縄は外国の方も多く、タトゥーへの偏見も比較的少ないので、外国人のお客様も多いという。
「最近では日本全国から私の施術を受けに来てくださる方もいて、本当にありがたいです。」
——指導者としても活躍されているとか?
「はい。今では全国に50名を超える生徒さんがいます。美容師さんやエステサロンを経営されている方が、メニューの一つとして頭皮タトゥーを取り入れるケースが増えているんです。新しい技術として注目されていますね。」
サキジョウさんはスクールも開講しており、完全ライセンス制で2日間徹底サポートつき。
直ぐに営業できるように実践とフォローを受けることができ、卒業した生徒さんたちのコミュニティーがあるので安心です。
「カウンセリング」こそが最大のこだわり
——施術で一番こだわっている点を教えてください。
「何よりもカウンセリングにこだわりを持っています。」
「頭皮にタトゥーを入れることに不安がある方も多いですし、薄毛の悩みってすごくデリケートで、なかなか人には言いにくいんですよね。だからこそ、カウンセリングの段階でできる限りお客さんとの距離を縮めて、納得いくまでコミュニケーションを取るようにしています。」
まるでエステサロンのような丁寧さで、初体験の方の不安も和らげてくれるのは、彼女がひとりひとりと真剣に向き合うからこそ。
こうした誠実なコミュニケーションが、「いい施術」だけでなく「満足度の高い体験」に繋がっているのだという。
「細かい項目が書かれたカウンセリングカルテも用意していて、まるでエステのように丁寧に記入していただくんです。それが施術の完成度や満足度につながって、結果的にリピーターの方が増えているんだと思います。」
編集部が見せていただいたカウンセリングカルテには、希望施術部位や皮膚の健康状態まで項目があり、数回の施術のショット数まで確認することができた。
絶対に納得してもらえるまで寄り添うカウンセリングは、「REPLAY」の大きな強みである。
——衛生面にも力を入れているそうですね。
「はい。世界基準の衛生管理証明ISOも取得していて、衛生面は徹底しています。安心・安全にこだわることが、お客様との信頼関係を築く第一歩だと思っていますから。」
こうした姿勢もリピーターの信頼の理由だろう。技術力と合わせて、“安心して任せられる場所”でありたい――その思いが伝わってくる。
頭皮タトゥーを「当たり前」にしたい

——YUIさんにとって、THE SCALP INKをどんな存在にしていきたいですか?
「何よりも、頭皮タトゥーが当たり前になって、”エステ感覚で来てほしい!”ですね。」
「最近の薄毛治療って、植毛や投薬治療など高額な治療に広告費をかけて誘導するケースが多いじゃないですか。でも植毛ってダウンタイムがすごく長いし、傷口も目立つので、治療へのハードルが本当に高いんです。」
「でも、THE SCALP INKなら一回目の施術ですぐに効果を実感できるんですよ。数回の施術で、見違えるほどの変化を感じていただけます。」
施術直後から実感できる「変化」、そして見た目だけでなく気持ちにも前向きな自信が生まれるのが頭皮タトゥーの大きな特長だ。
まさに“新しい薄毛対策”として、今後ますます支持が広がっていくことが予想できる。
——それでも「タトゥー」という言葉のハードルはまだまだありますよね。
「そうなんです。まだまだ頭皮タトゥーというジャンル自体を知らない人が多いですし、「タトゥー」って聞くとどうしてもハードルが高く感じる方もいると思います。」
「でも、そのハードルをなくしていきたい。薄毛に悩んでいる人が、もっと気軽に、前向きに選択肢として考えられるようになってほしいんです。」
今後は沖縄から全国へ、さらに海外にも技術を広めていきたいと語る。
『頭皮タトゥーが“美容の一部”として受け入れられる未来をつくりたい』という想いが、今まさに形になり始めている。
TattooJapan編集後記
取材を通して、YUIさんの言葉には「お客様に寄り添う」という姿勢が一貫して流れていることを強く感じた。
脱毛サロンでスタッフ教育に力を入れてきた経験が、今の「カウンセリング重視」というスタイルにつながっているのだろう。
頭皮タトゥーという新しい技術を通じて、悩みを抱える人たちに自信を取り戻してもらいたい——その想いが、全国から人を引き寄せる理由なのかもしれない。
「エステ感覚で来てほしい」という彼女のビジョンが実現したとき、薄毛治療の選択肢はもっと自由で、身近なものになるはずだ。










